体が言う事を聞かない？

新しい参加者をお迎えして、歩き方熟考クラス「ビューティー・ウォーカー」を開催しました。

時々使われるこの表現「体（または体の一部）が言う事を聞かない」。ようく考えてみると不思議な言い回しだなぁと思います。

確かに何らかの症状により、感覚がマヒしてしまい体が動かせないなどの例はあるにせよ、時々「思い通りに体が動かない」などの言い訳として使われることもありますね。

「体」というのはまず「自分が所有している物（もの）、ただの物体」ではないだろうし、また「言う事を聞かせる家来」でもないと考えてみるのはどうでしょう？

ご自分の体と、一度よくお話をされてみては？というセリフは、まさにこのためにあるような気がします。

自分の体と「対話」する時間を作る

特別クラス「ビューティー・ウォーカー」は「歩き方矯正ピラティス」と公表しておりますが、姿勢を整えたり、腕や脚を正しく動かしたりすることは、そもそもピラティスに含まれておりまして、それ以上に「歩くことそのものを考えるクラス」というのが本当の顔ではないかと感じます。

人は「歩く」という行動を「目的地に行くために」とか「何かを探しに行くために」とか、他の目的を達成するために含まれる動作として、日常の中で無意識に自然に行っているでしょう。

ウォーキングに出かけるなどはまだしも「歩き方そのものを考える時間」というのはなかなか無い感覚なのではないでしょうか？

僕は歩くことを「脚を動かすこと」と捉え、それは「自分の脚を思った方向に運ぶ、腕を必要な動きへと運ぶ、体を思う方へ運ぶ」と考えます。

ただ「動かす」のではなく、所定の動きへと『運ぶ』のです。

これには「自分の腕や脚」と「ちゃんとお話しして、お互いの理解を得てから」動きを進める必要があります。自分の腕や脚がどこでどうして居て、どのように動くのか決めて、どういう感じの結果になったのかを確認しながらの作業です。

これは「歩く」ということに関わらず、何でも同じくして「自分の体との対話」をするための時間。レッスンということになります。

普段、あまり「ご自分の体とお話」をする機会の少ない方は、是非一度ゆっくり、体各部とお話しされることをお勧めします。

体は自分で思っている以上に、意外と好き勝手におしゃべりしてきますよぉ〜♫

１１月の特別クラス「ビューティー・ウォーカー」は

１３日、２７日金曜日の１９：００〜です。

是非お試しくださいね♫