目指すものは「気高くあれ」

コロナの世界になってから

ここ数年「バレエ舞台で踊る」という機会が

なかなか減ってしまったのではないかと

感じておりましたが

今年はいくつか踊る場所をいただけて

とても幸せに思います。

夏の大イベントとしてふさわしい

福岡の「岡本バレエ団 公演＆発表会」に

ゲスト出演させていただいて

無事に踊り切ることができました。

また、続けて神奈川でもバレエ発表会に

関わらせていただいて

こちらも若者たちのパワーで

とても素敵な発表会に仕上がったと思います。

まずは自分に対していただいた感想ですが

コロナ禍を通して…「少し太ってしまった」と。

少々、形崩れを起こしていても

しっかり踊れるので良いではないかと

自分で甘すぎる評価をしていましたが…

当然ながら「体の在り方そのもの」が

ダンサーの生き様を語る部分は大きく

緩んでいる自分の体が

その甘さを表現していたことに気づき

改めて「まだまだ踊れるっ！」と

自分をしっかり戒めて

次回の舞台までには必ずっ！

「引き締めてみせますっ！！」

バレエはどこまでも「気高いもの」

さてさてこちらのお話は

さらっと言ってしまいますが

バレエは

「想像を絶するほど、気高いもの」

です。

古典クラシックの作品に関しては

長い長い歴史の中で

深い深い情緒を持って

踊り継がれてきたものばかりなので

振り付けを上手にこなすくらいでは

「観る者すべてを魅了できるレベル」には

なり得ません。

古典クラシック作品を

素晴らしく踊るためには

まず、とんでもなく

「研究しなければなりません」

作品をよく知る。

作品をよく見る。

作品を演じてみる。

何度も何度も繰り返す。

見たいと願っても

なかなか上演されない作品もあるでしょう。

実際に踊ってみたいと願っても

経験できるチャンスはなかなか巡ってこないでしょう。

でも「想像してみること」は自由です。

「練習してみること」も自由です。

自分の人生をどのように「想像して」

「どのように生きていきたいか？」を

決められるのも、自分次第です。

想像は「膨らませればいい」

想像は「広げたいだけ、広げていける」

自分はある程度、経験してきましたから

これからも進み続けます。

できるだけたくさんの人に伝えて

たくさんの次世代の人たちと

お話したい。

どこまでいっても

いつの時代になっても

「バレエは素晴らしいもの」だから♫