集中できるか？できないか？

『集中力』があるか？ないか？

「集中する」なんて言葉があるくらいですから、

「集中しよう」と思わない限り人は、集中できていない状態が普通だと思います。

では『集中する』ってどういうことなのでしょう？

そこから深く考えてみると、何かいい答えが見つかるかもしれませんよ。

子どもを「集中させる」ことは難しい

『集中する』ことは自ら発する行為、能動的な現象であって、「集中させる」とか「集中させられる」とか、受動的な感じで『集中力』を発生させることは、不可能です。

あと「集中して話を聞いています」って、口に出して言えるような状態でもないし、

「私は今、集中している！」って頭の中で念じても、集中はできないと思います。

英語では『集中する』は’Concentrate’ですが、別の表現でFocus（フォーカス）とも言いますね。「焦点を合わせる」ということです。

ですから「集中する」というのは内から生まれる力。「今まさに自分が何をしようとしているのか？！」に、ものすごくズームインして、ピントをバッチリ合わせているような感じになります。

「何をしたらいいんだろう？」「何がどうなっているんだろう？」と感じているうちは、集中力は残念ながら出てきません。

子どもには「集中力のある子」になって欲しいと願うのは、どの親でも同じだと思います。

ですが、元から集中力を自然に備えている子どもなんて、なかなか居ませんし、これから色々と知って、色々と経験して、大人になっていく上で「己を知っていく」ものなので、僕はどちらかというと「キラリと光る目」が子どもからチラッとでも垣間見る瞬間があれば、「今いいのが見えたっ！」って嬉しくなりますね。

集中している人は「自分を見ている」

ようく人を観察してみると、ちゃんと見えてくるものがあります。

ものすごく集中している人は「自分に焦点が合っている」ように見える。

「目が点」になってワケわからない〜！という顔をしている人とは、ちょっと違うのが分かりますよね？

『集中力』があると、その先に進んでいく力が生まれます。

『集中力』がないと…ちょっと難しいです。

『集中力』について、ちょっと集中して考えてみて下さいね♪