運動をまったくしないよりは、運動をした方が絶対にいい。

どうせ運動をするのであれば、適当にするより効果の高い運動の方が絶対にいい。

自分をレベルアップさせるための『運動の大切なポイント』をお話します。

何を目的として運動するのか？

「なぜ運動をしたいのか？運動をすることを敬遠するのか？」といった、動機や精神面に関する話題は抜きにして、どどんと「運動の性質」についてお話します。

「体を動かす」ということを大きく大きく２つの事項に分けるとすると

『動かす（流れや繋がりを考える）』と『止める（形や力具合を考える）』になります。

当たり前すぎて、えっ？！となるかもしれませんが、ここを押さえておかなければ、自分が何をしたいのかが分からなくなってきます。

『動き』というのは「何を、どこへ、どのように」というイメージの元に発生して、それに適切な『力』を加えることではじめて実行できるので、順序としては『動きの意味、目的』を考えることが先で、それから『力の入れ方』を研究していくのがいいでしょう。

目の前に積み上がった荷物を、次から次へと所定の場所へ運ぶ時は、入れる力がどんどん行動に変わっていくのに対し、どこに荷物を置けばいいのか分からないのに持ち上げてしまったら、その力はどんどん固まっていくものに変わるでしょう。

また「こういう風にしたいです」という自分への強い気持ちはより『動き』を促し、「どういう風にすればいいですか？」という不確定な疑問は、やはり不適切な『力』が滞ってしまい、動きが固まってしまいます。

レッスンとか授業とかは確かに、テキストやマニュアルを使って「取扱方法」を学ぶ場ではあるかもしれませんが、マニュアルを見ながら動いたり動かしたりするのでは、本質的なパフォーマンスを引き出してくるのは不可能です。

マニュアルは初期段階である程度覚えてしまって。あとは使いながら、感じながら発展させていきましょう。

或いはマニュアルを全く見ずに。何の目的に使うものなのか？どうすれば使いこなせるのか？などの気持ちを好奇心いっぱいで挑んでみると、意外と素晴らしい発見に出会えるかも？ですよ♫