バレエと触れあう時間

毎年冬を越して、春になって桜もすっかり散るころ

人々の生活の動きも、バレエの活動にも

なんとなく大きな変化が訪れるのを感じます。

この数日間で、バレエと触れ合う素敵な時間をいただきました。

高齢の方がたくさん参加される『バレエを楽しむ会』

この企画をいただいた当初は「二人で踊りをご披露する」と予定していたのですが…

バレリーナ京子が足首に怪我を負ってしまった為、予定を変更して「バレエに関することをたくさんお話する」という会にさせていただきました。

この日、会場に赴くまで「どんな人たちが来てくれるのだろう？」と予想できなかったため、正直「どのようなテーマでお送りしようか？」と迷っていましたが、なんと参加者のほとんどの方が「バレエ愛好者」と呼べそうなほど、興味津々！

バレエが戦後「日本に入ってきたころ」から好きで好きで、ずっと夢見てこられた方もいらっしゃいました。

僕も自分なりの、長いバレエ人生の中で、バレエの成り立ちや歴史など学んでまいりましたが、その方々が見てこられた「実際のバレエの歴史」の前では、僕程度が知っているバレエを語っても、あまり意味がないのかもしれない…と感じてしまいました。

それならば！

僕たちが、僕たちの時代に実際に見てきた、体験してきたバレエをお伝えすることにしました！

現代社会の中でのバレエ。スポーツ医学などが発展してきた中で、バレエの体作りもかなり変わってきました。

バレエの体のあり方は、人間が持てる「最高のあり方」なんだと、豪語してまいりました。

車椅子でご参加の方もいらっしゃいましたが、皆さん一生懸命に体を動かされていました。

本当に素敵な会をいただけて、感謝でいっぱいです。

そして改めて、バレエアンサンブルガラの参加者オーディションに行ってまいりました！

現代のバレエ、特にコロナ禍の前後で、バレエのあり方、捉え方もまた変わっております。

少し前まで、昭和バレエ、平成バレエと自分たちは感じておりましたが、今は完全に

『令和バレエ』になっていますね！！

私たちも今の時代が求めるものを、うまく見出して、素敵な舞台が仕上がるように努めてまいります♫