間もなく今年も終わりですね。今年は誰にとっても本当に大変な年になったことでしょう。

私たちの生活様式も一変してしまいましたが、今年起こった出来事はすべて「回帰線」として、今まで自分たちがしてきたことを考えさせられ、見直して、また前進していくための、ある意味「チャンス」をいただいたような気がします。

去年まで一週間のうちに５回以上は通っていた「スタジオヨギー」でのピラティスクラスですが、今年いっぱいで銀座スタジオの１クラスだけ残して、あとの「ノブオ先生のピラティスビギナー」は、すべて閉講となります。

スタジオヨギーにいただいたもの

スタジオヨギーで、ピラティスのインストラクターとしてレギュラーを持ち始めたのは、もう８年も前のこと。それまで各地でクラスを受け持っていたので、新人ではなかったのですが、そんな急にファンが増える訳ではありませんでした。

何しろ僕のピラティスのクラスは、超が付くほど「マニアック」ですから…。

どのスタジオでも「新しい先生」として、たくさんのお客様に迎えていただいて、クラスの回を重ねるごとにお客様の数はガンガン減っていきました。

奥が深すぎるから…。

「クラスの評価」は残念ながら、質ではなく集客数で決められてしまうので、正直なところ少し肩身の狭い思いでおりましたが、続けてきて良かった…と最近思えるようになっていました。

いいお客様は いい顔でお帰りになられる

僕が小料理店のシェフだったとしたら、自分なりに料理を研究してきて「かなり美味しい」と思えるものをお出ししています。

それもとびきりの「シェフのこだわり」を盛り込んで…。

分かりきったものを食べに来て、それを知っていたかのように「ああ、美味しい」と言ってお帰りになられる方は、きっと何を食べても「美味しいか、美味しくないか」のところで世界を見ているんだと思います。

僕の料理を口にされた方はまず「これはなんだ？！」というお顔をされます。

そこからじっくり口の中で転がして…よく噛んで、ゴックンと飲み込んだ人は「とってもいいお顔」でお帰り下さいます。飲み込まずに吐き出しちゃった人は、二度と戻って来てくれません。

何年も続けてきた結果、今ではたくさんのお客様が「僕の？？？なお料理」を楽しみに受けにきてくれるようになり、

そしてスタジオヨギーから撤退していく僕を、惜しんでくれています…泣

色々とありましたが、スタジオヨギーからいただいた

『素晴らしい出会い』に。

心から感謝しております。

皆さんにいつもお会いできた場所はなくなってしまうかもしれませんが、僕はいつまでも「ノブオ風味の小料理」を続けてまいりますので、是非「オンラインピラティス」にワンクリックをっ！