みんなが知りたいこと

今日もピラティスのクラスにて

いつもの皆さまとワイワイ楽しませていただきました。

長いお付き合いをさせていただいている方では、なんと

１０年くらいっ？！

どなたも「はじめてお会いした頃」を、ちゃんと憶えているのですが

はじめての時は「ノブオ節ピラティス」のユニークさに困惑されているご様子（もしかすると今でも…？）でしたが、皆さまご自身の中で形成されてきた「理想の自分」に向かって、一生懸命で、いいお顔されています。

毎回クラスの度にたくさんの方からいただくご質問で、一番多いのが

「普段から、何に気を付ければいいですか？」

なのですが、僕がお勧めする「簡単エクササイズ」は

どれもとてもシンプルで、生活の中にある行動そのものである事が主になっています。

今回の話題になったものは…

『階段登り』です。

一番ベストな方法が、一番楽チン

何段も続く長い階段を目の前にしたら、誰でも「うわあ…（汗）」って思いますよね。

ちなみに僕は「階段を登るのが大好き」なので、なぜかワクワクしてしまう、ちょっと変わった人格の持ち主です。

怪我をしていたり、体のどこかに支障があるのであれば、無理に登らない方がいいかと思いますが、健全な体であるならば、他の手段（エレベーターやエスカレーターを探すとか）を真っ先に考えることは抑えて、目の前にある階段に立ち向かうことをお勧めします。

階段は登り方次第で、体への効果はもちろん。しんどさや楽さも１８０度変わってくるので、いくつかのポイントをお話ししますね♫

まずは「手すり」について考えてみましょう。

手すりは「安全のため」を考えるのであれば、手を掛けておいた方がいいかもしれません。

でも「手すりをガッツリ引っ張って登る」のは、ちょっと考え直してみましょう。

手が滑ったり、手すりを掴みそこねたりなど（まさか手すりがガボっと外れたりとか…）すると、転倒の危険性がアップするかもしれません。

手すりを「引っ張って」登ると、背中の筋膜って「グッと下がる」んですね。

背中が下がる→背骨を縮める→登りたいはずなのに下がる？！

しんどさが倍増するかもしれません…（汗）

「手すりを持たない覚悟」を決めたら、脚腰は「体を押し上げようとする力」をいっぱい入れてくれますよ。

元気と自信があって、周りの目が気にならないところであれば

「グリコの選手」みたいな両腕上げのポーズでジャンジャン登ってみて下さい。

あと「目線」ってすごく大切です！

一歩一歩踏む段を、ちゃんと目で見て確認することは大事なのですが、「ずっと下を向いている状態」だと、背中は落ちてくるし、股関節がキュッと引けたり締まったりしてきます。

スマホ歩きも同じですね。

自分の身長より上を目指して。顔を上げて登っていきましょう！思った以上に腹筋と裏ももが大活躍してくれます！

その場で「上を向いて足踏みの練習」から始めてみると、色々と気付くこともありますよ♫