藤野富村バレエ＆ピラティスの藤野暢央です。

毎日たくさんの方々と、バレエやピラティスのレッスンを楽しませていただいております。

基礎を作る 作り直す

バレエでもピラティスでも、今日に至るまで何年も僕のレッスンを受けてくれた人もいれば、今日初めてお会いする人もいます。

「指導する」という意味では、僕もまだまだ研究員といった気持ちでおりますが、気が付けば「このみち何十年」みたいな事にもなってきました。

新米だった頃は指導内容も、より「目新しいもの。斬新なもの。派手なもの」を提供することばかりに夢中になっていて、どんどんレベルアップして、どんどんプログレスしてもらうことを願っていたような気がします。

でも、それじゃあイカンのです。

一番大切なのは

とてもシンプルで、とても些細で、とても繊細な

『基礎の部分』

なのです。

「基礎を学ぶ」というのは、人によっては「面倒臭い、つまらない、地味」と思ってしまうところがあるかもしれません。

はい！地味です！

でもとっても「地道」です！

この道を歩まない事には、残念ながら何年、何十年かけても

集大成は訪れないかもしれません。

着目すべきは 「あなた独自の基礎」

学ぶべき『基礎』は、人それぞれ。十人十色のごとく違います。

若者、子ども全般に共通して、もっと頑張った方がいいと思う「基礎」とは

まず「ちゃんと立つこと」

ですね。

けれどもこれを伝えることが一番難しいのです。

なぜなら…

「ちゃんと立つと、何が良いのか分からない」

「どうやったら、ちゃんと立ってることになるのか、分からない」

「なぜしないといけないのか？意味が分からない」

からです。

でもそこをスルーしてしまったら

どこまでいっても基盤のない動きが

「雑、粗」となって表に出てきて

中身のないことが、全部バレてしまいます。

でもこれってそもそも

「大人になっていかないと、気づかないこと」

だらけなんです。

だからレベルアップしていけばいくほど

プログレスしたいと、思えば思うほど

「自分が見つけたい基礎とは何か？」が

とてつもなく気になってくると思います。

その答えは、レッスンで見つかるかもしれないし

多くのヒントは

「自分の生活の中」にあります。

皆さんも是非、見つけたい基礎があれば

バレエ＆ピラティスのレッスンを

受けてみて下さいね♫