踊れる喜び、自分への…

今週末、福岡博多で踊らせていただく機会があり、現在それに向けてリハーサルを重ねています。

毎回毎回、濃ゆすぎる時間。

40年以上、おこがましくもバレエというあまりにも大きく深い芸術に携わらせていただいて、今もやるべきこと学ぶべきことが後から後から押し寄せてくる。

そして、やはり生物だから体は日々変化する。

踊ることができる喜びと、思うようにいかないもどかしさ、可能性を見出したときのワクワクや、これまでの人生を通して踊ってきたのに気づかなかった部分、忘れていたことを指摘された、気づいたときの無力感や悔しさ

感情も忙しいです

舞台で踊らせていただくことがものすごく楽しみ

塩麹を作ってみようと

今週末の舞台が終わったら、玉ねぎ麹を自分で作ってみようと思って材料を調達してきました。

レシピを見ると、

「一日に一回全体を（または底から）混ぜる」

とある。

「全体」なのだ。

よく考えたら、当たり前。

タッパーの右側だけ混ぜても美味しいのはできないし、上だけ混ぜても下は…美味しくなってくれるだろうか。

踊ることも、おんなじだ。

「そこ」だけを考えて上手くいくことなんてない。

体って本当にたくさんのパーツがあって、そして骨があって筋肉があって関節があって、そして「心」がある。

ハートがある。

その鍛えたい、育てたい「どこか」だけでは踊りは成立しない。

麹を混ぜるとき、きっとまんべんなく混ぜようと意識するだろうし、手作りだから尚更

「おいしくなぁれ」

という気持ちも入ると思う。

大切だから、こぼさないように

自然と力加減も計算すると思う。

日々、状態も見ると思う。

バレエに繋がるものがあるなぁ…

素敵な舞台になりますように(*^^*)