健康的な運動を取り入れる

以前「健康日本２１」と題したコラムでもお話したように、人々がそれぞれの人生において、健康的に長くいい状態で暮らしていくために、心掛けておくべきものの一つに

「適度な運動をする習慣を持つ」

というものがあります。

すでに何かしらの「運動」のサイクルを取り入れている方や、

「運動って楽しいよね！素晴らしいよねっ！」と思っている方は

このように「適度な運動」と聞くと心地よく感じるかもしれませんが、

運動が苦手な人や、体を動かすことがあまり好きではない人には

不快な響きになるかもしれませんね。

けれどもやっぱり「運動はいいもの」であって、生活に必要なものである。

というお話をしたいと思います。

いい流れを保つためのメンテナンス

僕はバレエを踊ります。

ピラティスで体を整えます。

どちらの方法で体を動かす時にも

「一瞬前まで知らなかったこと、気づかなかったことが、分かるようになったり、感じるようになったり」

「一瞬前まで動いていなかったり、動きにくかった部分が、ちゃんと動き始めたり」

と思うことが、必ずあります。

ちゃんと動いていない→動く

＝不自然なもの→自然になる

これは「食べたものや飲んだものが、体内に入ってきて、栄養を吸収して、そして何らかの形で出ていく」という流れを「自然」と感じ、もしも「出ていかない」なんてことになってきたら「不自然、違和感」となって、どんどん溜まっていってしまう…

その「ちゃんと出ていくもの」が「運動」であり、運動のない日々を過ごすことは、老廃物が溜まっていく…「生命活動が不充分である」と捉えてみると、

是非やっておくべきだと感じるでしょう。

細胞の活性化…だね

上のような「排泄、排出」みたいな言い方をすると

「燃やさなきゃいけない。消費しなきゃいけない」と

燃焼系のハードな運動をイメージしてしまうかもしれませんが、

脂肪を燃やすとか、汗をいっぱいかくとか、そういったことだけではないです。

とりあえず身体は「生きた細胞の集合体」です。

一粒一粒が何らかの栄養を食べて、排泄もして。

新しい種が生まれてきては、死んでいったものを体から切り離したりもする。

もしかしたら「自分」とは違う意識や感情を持って、

それぞれの生命活動を営んでいるかもしれない。

そんな細胞たちを何億、何兆も雇っている大会社の

「社長はあなた」です。

あなたの意識や想いが

会社（あるいは工場）全体を動かします。

全ての細胞に行き渡るほどの

「流れ」や「うねり」を感じて、作り出してみましょう。

それが「運動」です。

大会社を動かさずにいたり、どこか動かすことを忘れてしまっている支部があったりすると

社員（細胞）たちがサボったり、やめてしまったり。

諦めてしまって、早く老け込んでしまうものたちが現れてしまったりするかもしれません。

でもみんな（細胞たち）が喜びに溢れて、いい流れで進んでいく会社では

若者たちが永く、威勢を振るう「活力のある」状態が続きます。

それが「若さの秘訣」になるでしょう。

皆さんも、身体が喜ぶ「運動」を

心掛けて下さいね♫