今日もたくさんの方々と

レッスンを楽しませていただきました。

今まで「ずっと知らずにいたこと」や

「ずっと気付かずに使ってきたこと」など

過ごしてきた年月の長さに関わらず

「今日、生まれてはじめての感覚」と出会い

目をキラキラ輝かせて

一緒に楽しませていただきました。

「発見」は すでに体の中にある

「はじめて舞台に立った日」というのは

まだ幼かったので、あまり記憶にありませんが

まだ熟練しておらず、舞台に慣れていない頃

やはり「人前で実力を披露する」ことには

毎回、かなり緊張していました。

もちろん理由は

「うまく出来るかなあ…」とか

「失敗して転んだりしないかなあ…」とか

自分が「不十分、不完全」であることに

ずっと追いかけられていたような気分で

そんな期間が、結構長く続いていた気がします。

もちろん心のどこかに

「怖い…無理だ…逃げ出したい…」

という気持ちも居たのは確かです。

けれども、それ以上に

「こんな風に踊りたい」

「あんな風なダンサーになりたい」

「あのダンサー以上になりたい」とか

今の自分では成し得ないような

高い目標、高い完成度のダンサーを

頭の中で、心の中で

想像して、夢見て。

それに追いつかんとして

毎回、少しずつでも

前に進んできたような気がします。

それまで掲げてきた

「想像上の理想の姿」って

結局は他の誰でもない

「一歩先の自分」なんですよね。

新しい力や感覚。

新しい技やテクニック。

「新しい発見」って

他の誰かから偶然に貰うものでもない

「自分の体にすでにあるもの」

「自分の体から出てくるもの」

なんですよね。

そう思うと、これから先の人生。

どこまで掘り下げていけるか

楽しみになってきますね♫

「バレエ・ピラティスによるカラダ講座」チャコットより

「後ろ姿」を好きになる

背中の話をしましょう。

皆さんは、ご自身の「後ろ姿」が

どんなものかご存知ですか？

背中や腰は

皆さん様々な悩みや考えを

お持ちになるところで

どうすればいいか？と

よくご質問をいただきます。

僕からの第一の答えは

いつも決まっていて

「どういう背中にしたいですか？」

なんですけれど

それを言ってしまったら

そこで会話が途絶えてしまうので

代わりに様々な「ご提案」を

お話させていただきます。

「人の背中」というのは

見ているだけで、その人の何かを

しっかり物語っている部分です。

まずは

「どんな後ろ姿になりたいか？」を

想像してみて。

「背中デザイナー」みたいな気持ちで

理想の自分を作っていくのは

楽しいと思いますよ♫