「やる気」を上手に保つ

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「準備の心構え」が大事

 

バレエのレッスンは「バーレッスン」という、細やかでシンプルな動きから始まり、やがて脚を上げてダイナミックな踊りへと「発展させていく」、ウォームアップに近い練習過程を含みます。

 

このプロセスで、僕がよく皆さんにお話するフレーズがあります。

「今の段階でちゃんと丁寧にやっておかないと、あとで追いつかなくなるよ。」

 

もちろん皆さん、手を抜いてテキトーにやっているのではないのは、重々分かっているのですが、人は何かに一生懸命になっているときに、必ず「別の何かをすっかり見落としてしまう」もので、そこが大体「必要不可欠な、繊細な動きの要素」となっており、後からになって気づいた時には「もう遅い」という状態になってしまいます。

 

こういった「準備から段階的に発展する」というのには、必ず自分なりに決めた「的確な順序」というのが必要になりますね。

 

心構え 大事なこと1

 

いきなり「飛び級」はしない

 

長い期間を掛けて、何かを練習して上手になっていくには、やはり「段々と上手になっていく」ことが大事で「いきなり上手になる」ことはないでしょう。

 

それでも自分と比べて、誰か他の人が「急に上手になった」と感じることがあるでしょうが、それはその人が「何かに気づいて、要領よくステップアップした」ということであって、自分もそれを見習って「私も何かに気づいてみせる!」と意気込んで欲しいところです。

 

それでも物事は「1から10までの段階」があるのなら、必ず「1、2、3…8、9、10!」と進めなければなりません。

 

例えば「ドレミファソラシド〜♪」と音階を昇っていくのも、ちゃんと一つずつ丁寧に進んでいくことで「発展していくもの」を感じますし、逆にどれかをぶっ飛ばしていきなり1オクターブ上がるとか、大きく間違う不安もありますし、それ相応の強いエネルギーが必要です。

 

練習するときは特に「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」とはっきり。一歩ずつちゃんと繋いでいく感覚を大事にしてみましょう。

 

やる気 大事2

 

そして最後に。

 

何よりも「なんでもまず、やる気があること」ですね!

 

先ほどの1から10のお話がなんとなく身に付いてきたならば「0」をスタートとするのではなく「1」を常に構えていられる自分を、確立していってみて下さいね♪

 

この記事を書いた人

藤野暢央

自分の魅力を知る。才能を開花する。自信が湧いてくる。海外でプロの経験を持つバレエダンサー藤野暢央の、独特な発想による体作りを、ピラティスやバレエを通してお伝えします。

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