バレエダンサー兼ピラティスインストラクターの藤野暢央です。

バレエに浸りつつ…

ピラティスに燃えつつ…

実は空手にもハマっております。

今ご指導いただいている空手の先生が、まあ素晴らしい方でして。

子どもたちにはもちろん。僕の心にも響く名言をたくさんいただいております。

『慣れ』は成長をストップさせてしまう

空手の先生がおっしゃってました。

「慣れって意味分かるか？慣れって良くないことだって分かるか？」

子どもにとってはまだまだピンと来ない言葉でしょう『慣れ』って。

最初はできなかったこと。分からなかったことに一生懸命に挑んでみて。

やっとできるようになって、段々と上手になっていって…

ある程度繰り返した後にやってくるものが『慣れ』ですね。

言葉を変えてみれば『初心、忘るべからず』ですね。

いつも本番だと思って毎度、毎回「本気でやっていれば」

それだけすごい、すんごい成長できるはずです！

…と思いながら、子どもたちの１０倍は本気で。汗水たらしながら拳を奮っております。

レッスンで気を付けたい『癖』

今回僕がお話したいのは『癖』です。

例えばバレエのレッスンだったら「順番が分からなくて、他の人を見たり、キョロキョロしたりする」とか。アレです。

厳しく言ってみると、バレエの一つ一つのエクササイズは「一連の動き丸ごとが一つの流れ」なので、顔を動かしてキョロキョロ周りを見る、という動きを含むと、それだけで「大まちがい」になってしまいます。

だからまず「お隣さんの動きなんか、見てる場合じゃない」「自分の動きに集中する」です。

『自分が今まさに、やろうと思っていることに全集中する』

これはもちろんのことなのですが、それよりも怖いのが「周りを見ることが癖になってしまうこと」ですね。

舞台で本気で踊っている時などに、目を使って何かを見ているか？何も見ていないか？というと、もちろんちゃんと「見ています」。

けれども「何か不確定要素を確認するように、探るように」は、見ていません。

もっと全体を。空間を。『今まさにこの瞬間を』。

ものすごくはっきり、くっきり、シャープに見ています。

この「周りを見てしまう」という癖は、単に順番が分からないからそうするだけではなく「今から自分のやることが正しいかどうか分からない」「間違っていないかどうか、自信がない」といった風に育ってしまいます。

「今から自分がやる事に集中する」

「自分が決めて、自分がそれを確実に実行することに、間違いなんてない」

その先に待っているのが『成長』であって、

『一本筋の通った自分』です。

楽しみですね〜♫

是非レッスンにお越しくださいね♫