バレエ団でのクラス指導へ

先日は、月に1、2回行かせていただいている井上バレエ団のクラス指導へ行ってきました。

くるみ割り人形の公演を12月18日＆19日に控え、ダンサーの皆さんリハーサル頑張っています。

きっと素晴らしいひとときになります。

ご都合が良ければ、是非！

今舞台で踊っている若いダンサーたちへ

光栄なことに、これまでコンクールのアンシェヌマンの振付やクラス指導、審査に携わる機会をいただいてきました。

現在舞台で踊るダンサーの方に伝えたい

たくさん考えてほしい

ということ。

自分がどういう踊りをしたいのか

そのために何をすればいいのか

自分の何を伸ばしたいのか

そのために今できることはなにか

自分が苦手だったり好きじゃないところ、使い方や見せかたをどうすれば自分が納得できる動きができるのか

心を体で表現するということはどういうことなのか

クラスの中で与えられた一つのエクササイズは、ただこなすためのものではなく、自分自身の課題に挑戦したり、自分がどんな踊りをしたいかを追究していくためのもの

どんな素晴らしい先生に教えていただいていたとしても、そしてどんなに素晴らしい容姿・基礎・テクニックが備わっていたとしても、踊る本人が考え、考え抜いて、自分にとっての踊りとはなにかを追い求めること

舞台芸術というものがどんなものかということを、一人ひとりが考えること

個々が成長し、輝くことで、舞台そのものが更に美しく、素晴らしいものになるということを知ること

あなただけの素晴らしい踊りは、あなた自身にしか創り出すことができないから。